Kansetsu Sangyo Co.,Ltd.

カンセツ産業株式会社
大阪市此花区島屋 4丁目327

TEL : 06-6466-2801
FAX : 06-6466-2812


●耐食熱交換器
工業界における伝熱操作では高温流体の冷却、濃縮、低温流体の加熱、冷却、加熱蒸発、または冷却と同時に
加熱を目的とする熱交換が多く行われ、それぞれの媒体も液体と液体、気体と気体、あるいは
液体と気体等々の組合せが行われ、それぞれの用途に応じて種々の型式の熱交換器が使われています。
それぞれの用途により熱交換器(Heat Exchanger)、冷却器(Cooler)、凝縮器(Condenser)、加熱器(Heater)、
再沸器(Reboiler)、蒸発器(Vaporizer)などに分類されます。
これら熱交換器について設計にて重要な注意点は用途に適した使用材質の選定です。特に腐食性のある流体の
伝熱操作では十分な耐食性がある材質を選定しなければなりません。工業界で主に使用されている代表的な
耐食熱交換器を紹介します。


●不浸透性黒鉛(カーボングラファイト)熱交換器

  不浸透性黒鉛(カーボングラファイト)熱交換器は、
  その優れた耐食性と伝熱特性を生かした熱交換器です。
  型式は、多管式(シェルアンドチューブ)、円柱ブロック
  型、立方型などがあります。特に、経済性、メンテナンス
  性が特に優れている円柱ブロック型が数多く
  使われています。

テフロン®(フッ素樹脂)熱交換器
  テフロン®(フッ素樹脂)熱交換器は、テフロン®の持つ
  優れた耐食性(ほぼ全ての薬液に対して不活性です)、
  耐汚性等を最大限に生かした熱交換器です。 
  型式は、多管式(シェルアンドチューブ)、浸漬型
  (イマージョンコイル)、モジュール型などが
  あります。近年では優れた伝熱特性、機械強度を有して
  メンテナンス性が特に優れているQチューブを使った
  モジュール型が数多く使われています。






樹脂(プラスチック)熱交換器
  樹脂(プラスチック)熱交換器は耐熱ポリエチレン、
  ポリプロピレン、PVDF(2フッ化ビニリデン)の樹脂を
  使いその特性を最大限に生かした熱交換器です。
  熱交換器は同じ材質で構成されており、優れた
  耐食性を有しています。
  型式は、多管式(シェルアンドチューブ)、チューブ 
  プレート型、浸漬型(イマージョンコイル)などが
  あります。










シリコンカーバイド(SIC)熱交換器
  シリコンカーバイド(SIC)熱交換器は、完全な耐食性を
  有した不浸透性の材質であるシリコンカーバイドを
  使用した、多管式熱交換器です。
 
 耐食熱交換器の問合せは熱交換器メーカーの カンセツ産業
 本社・工場〒554-0024.
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